204 -light of room 204- ネタバレと感想
今回紹介する作品はちょっぴり異色の作品です。
タイトルも小説のようなのですが、お話もただのエッチな漫画というよりは、どこか小説のようなストーリーが主体に進んでいきます。
両親を亡くしてしまった幼き兄妹。
お話の中で年齢は出てきませんが、「20歳になったら」というセリフが出てくるのでまだお兄ちゃんの慶太は10代であることが窺えます。
そして妹の由菜ちゃんは慶太の腰から胸の位の背の高さなので、小学校高学年。
大きく見積もっても中学生ぐらいなのではないでしょうか。
そんな若い2人に救いの手を差し伸べてくれたのは、慶太の友達の藤尾智也という少年でした。
なんでも智也はお金持ちの家の子みたいで、本来なら施設送りになるところを持っている資産の空き部屋を貸して住ませてくれているようなんです。
いくらお金持ちでも少年にそんな権限ある?と思いますが、ツッコミはあえてやめておきましょう。
優しく見た目も麗しい好青年の智也に由菜も信頼感を感じていきます。
ある雨の日の夜。
両親が亡くなった日と同じ雨の夜に、智也は由菜の部屋を訪ねてきました。
慶太の帰りが遅いことを知ると、智也は急に由菜に襲い掛かったんです。
あの優しい智也がなぜ?!
そんな疑問の中、由菜は智也に犯されてしまいました…。
まだどう見ても少女の由菜にどうしてこんな酷いことができるのでしょうか。
どうやら智也もただのお金持ちのお坊ちゃんではないようなんです。
漫画の中では、智也がなぜそんなことを由菜にするのか、智也の心に渦巻く黒い感情は何なのかまで丁寧に描かれていきます。
エッチな漫画だけでは物足りないという方に特におすすめしたい漫画です。
タイトルの204は、智也が自身のお兄さんから与えられた部屋でした。
「今夜20時 204」
たったそれだけのメールで慶太の知らない204号室に連夜由菜を呼び出す智也。
慶太に心配を掛けたくない由菜は誰にも相談できずに智也の要求に応じる形となります。
まだ幼い由菜が嫌がりながらも悶えていく姿は背徳心そのもの。
願望はあってもダメだよね、と普段心の奥にしまっているいけない心を刺激されるような不思議な感覚が漫画を読み進めていくと沸き起こってきます。
いけないと思うからこそ、由菜ちゃんが感じている姿は余計に何だか興奮してきてしまう…。
そんな葛藤と共に、ついつい漫画のストーリーに惹き込まれて読み進めていってしまうんです。
今は3話までが無料公開中なのですが、ストーリーが気になって気になって私はその先まで読んじゃいました(笑)
ロリものが好きな方、ミステリーのようなストーリーが好きな方、普通のエッチな漫画だけじゃ物足りない!と感じている方、是非1度読んでみてくださいね。
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